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Data

《 2018.6.4 》

出生率、1.43に低下 出生数は94.6万人で過去最少 2017年人口動態統計


依然として少子化に歯止めがかかっていない。
 
厚生労働省は1日、2017年の人口動態統計を公表した。1人の女性が生涯に産む子どもの数にあたる合計特殊出生率は1.43。前年より0.01ポイント低下した。人口の維持に必要とされる水準は2.07で、現状はそれと大きくかけ離れている。第1子を産んだ時の母親の年齢は平均で30.7歳。以前と比べ30代、40代の出生率は上昇している。
 
人口動態統計月報年計(概数)の概況
 
2017年に産まれた赤ちゃんの数は前年より3万918人減少。過去最少の94万6060人となっている。100万人を下回るのは2年連続。出産適齢期の女性の人口が減っていることが一因だという。少子化は医療・介護をはじめとする社会保障制度の今後の財政、制度設計に大きな影響を与えていく。
 
2017年に亡くなった人は134万433人。130万7748人だった前年より3万2685人増加し、戦後最多となっている。出生数から死亡数を引いた人口の自然減は39万4373人。統計を始めてから最も大きな減少幅となった。
 
死因のトップはがん。2位は心疾患、3位は脳血管疾患、4位は老衰、5位は肺炎だった。

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